民主党の小沢一郎代表は２３日、名古屋市長選（２６日投開票）応援のため同市入りし、党の支持団体である連合愛知の本部や推薦候補事務所を訪問した。連合では幹部に対し、公設秘書が逮捕・起訴された政治資金規正法違反事件について「お騒がせし、ご心配をおかけした」と陳謝した。 候補事務所では、スタッフや支持者約２０人と握手しながら「最終盤ですから頑張ってください」と激励。記者団に「名古屋での市長選の勝利を総選挙の勝利に結びつけていただきたい」と述べた。滞在は約５分だった。 小沢氏はその後、衆院本会議出席のため帰京。夕方には衆院選候補者の会合に出席するため大阪入りするなど、地方行脚を活発化させている。ただこの日も街頭演説などは行わず、事件について国民に直接説明する場は設けられなかった。【渡辺創】
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